Roland RE-201 Space Echo 修理
- 2023/10/04
- 11:09
ざっと数えまして、本年1月から9月末日までの間にローランド スペースエコーの修理は10数台受付してきました。
製造から40数年経過しているものも多く、この頃は重度の高い修理が多くなってきております。
今回ご紹介のはRE-201
Space Echoのシリーズ中一番人気の高いモデルだと思います。
エコーとリバーブ共にかからない、というご説明でお送り頂きましたが、、
受け取ってから確認すると電源を投入しただけでガーッ、ピーッ、ゴーッ、、とノイズが出っぱなしで、Effect をオフにしてもノイズが止まらないという状態でした。
その他VUメーターランプが点灯しない、ピークランプも不点灯。
RE-201の内部です。
このようになってるんですよ。
RE-301や501はクリップ式になっていて201と比べるとまだ基盤を外し易いのですが、101と201は基盤を外すのには苦労しますね。
基板:1
外して、、
トランジスタや電解コンが複数NGになってしまってました。
この時点でゲッソリしてます、、
基盤裏。
滅多に見る機会のないところですね。
基盤を戻す時ってのはどこかをショートさせてないかと心配になりますね、。
そして基盤2
こちらもコンデンサーを数点交換しました。
完成し、ビシッとエコーとリバーブがかかるようになるとスーと疲れが引いていくのを感じれるように思います。 ホッとした瞬間ですな。
今回は不良個所が複数に及び、修理はとても大変でした。
これからは段々とこのような重度の高い修理が増えていくのでしょう。
先日無事にお返し出来ました。
ありがとうございました。
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スペースエコーに関しては誰もが知っている国内大手楽器店や楽器商からも修理ご依頼を頂いております。
その他遠方では九州、沖縄、そして今までの経験としては韓国、オーストラリアなど海外からのご依頼を頂いたこともございます。
年式が年式だけに修理を必要としているものが多くなってきております。
動作不良をお感じの方は是非ご相談下さい。
*どんな状態でも買取り致します。
動かない、音が出ない、電源すら入らない、落として潰れている等、どんな状態でも構いません。
ご不要とお思いの方はご連絡ください。 買取り致します。
何卒よろしくお願い申し上げます。
どんな状態でも何でもリペアします。
是非ご相談ください。
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