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ROLAND Space Echo 修理+モーターオーバーホール

現在動作不良の修理でお預かりしているスペースエコーRE-101
エコー音が全く出ないという事でお預かりしておりましたが、エコー音の出音と音質+音量が改善され、ほぼ作業が終わりました。
こちらがその内部です。



写真整理の際に何故か作業途中の写真も廃棄してしまい(アホやん)・・・慌てて現在の写真を撮ってきました、、 (汗)
これからエイジングテストなどを繰り返し、パスすればお客様にお返し出来ます。


 と、こちら↓はRE-201の内部写真
基盤を外して内部の修理に取り掛かっている時の一枚です。




以前にも何度かこの場で書きましたが、スペースエコーRE-101とRE-201は同じ基盤で同じ様に作られております(リバーブが付くか付かないかの違いくらいですね)が、こちら↓RE-301は全く別物



 

101や201とは基盤も異なり設計の段階から違うものとして考えられていた様にお見受け致します。

更に、、こちら↓はRE-501



 こちらもまた他モデルとは異なるオリジナル設計で制作されてるのです。
比べてみると面白いですね。


モデルにより内部の設計は異なるものの、スペースエコーはモーターのシャフトがピンチローラーとテープを挟み込んでダイレクトにテープを回すという設計は何れのモデルも同じ
その為、モーターの不具合や回転不良がそのままエコーサウンドに影響を及ぼしてしまう訳ですね。
それはエコープレックスなどのテープの回転のさせ方とは全く異り、そのオリジナル設計がサウンド不良の原因を生み出してしまっているとも言えるわけです。

私の知る限りモーターは年式により4種類使われておりますが、こちら↓はその内の一種。
第二期(二代目)のモーター



そしてこちら↓は第一期(初期)のモーター。
オーバーホール中です。




Space Echoは オークションなどでも高額取引されるようになってきておりますが、そのまま使用できるものは少なく、ある程度の専門的なメンテナンスか修理が必要というものが多いようです。

古い機器ですのでパーツの入手も厳しくなってきておりますが、当方にはまだ希少パーツの在庫もございます。
お困りの方、是非一度ご相談下さい。


 因みに、、こういうの↓も届きます。
ヘッド周りが、、



ピンチローラー周りも・・・



修理屋ですからどんな状態でも喜んでお受けさせて頂きます・・? (汗)

年間二桁はスペースエコーを修理しております。
他社・他工房で修理不能なものも直します。
是非とも諦めずにご相談下さい。



売上向上祈願
リペア工具、パーツなど全商品送料無料


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First Touch

Author:First Touch
ギターを中心とした楽器修理のご紹介をさせて頂いております。
開業から16年になりました。 
今後共宜しくお願い申し上げます。

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